何か事業をやりたい!でもお金が足らない!!
やる気になった即動きたい!とにかくすぐ始めたい!目のまえの金の卵が逃げてしまう!!
なんて方のために銀行から融資を引き出すための最短距離について考えていきたいと思います。
銀行へ相談に行く前に
そもそもどんな人、事業が借りられるのか、とにかく早く相談したい気持ちを抑えてまずやることがあります。
- 何をやりたいのか
- いくら欲しいのか、なぜ欲しいのか
- なぜやるのか
を明確にしましょう。そしてそれをまとめたものが
事業(創業)計画です
事業計画の作り方
書式は正直なんでもいいです。いろいろな書式が世の中に溢れていますが、見た目なんてどうでもいいです。グラフとかもカッコいいですがどうでもいいです。ようは儲かるかどうかです。
- 何をやりたいか
まず先に伝えたいのが「〇〇業」をやるのかです。
実はそもそも業種の段階で借入することができないこともあるのです。反社会的な業種であったり超スモールビジネスであったり詐欺的な側面が強い業種などがあります。
具体的な業種の記載は避けます。なぜかというと都道府県によってそれが異なることがあります。
東京ではOKでも地方都市ではだめとかもあるのです。
そしてより具体的に伝えてください。
「建設業です!」と言われても、大工なのか内装業なのか基礎工事業なのか分かりません。
自分がやりたい業種はより細分化させておきましょう。
2.いくら欲しいか
ここが実は1番むずかしいところなんです。
よくあるのは「借りることのできる金額の範囲内で始めたい」「いくら借りるかそっち(銀行側)で決めて欲しい」と言われます。
言いたいことはよく分かります。がしかし実はとても困るんです。
実際そういったやり方でもできるにはできますが、めちゃくちゃ時間がかかるんです。
さまざまな融資経験を持つ優秀な銀行員であっても、他の業種は素人です。
なので必要資金を一から積算することは時間がかかるのです。
最短距離で行くなら必要な資金を明確にしておくことが大事です。
多めにしてもいいですし最低限でもいいです。
一から作れませんが、文句を言うのは銀行員得意分野です。
「削った方がいい」や「資金不足になる」とかは分かりますので。
3.なにに使うのか
資金調達をするのだからなにか使い道がありますよね?
融資には大きく分けて設備資金と運転資金があります。
設備資金はその通りで設備に使う資金です。
例えば飲食業で考えると・・・・
- 改装費
- 冷蔵庫
- 客用の椅子、テーブル
などがあります。賃貸物件で行う場合は敷金・礼金も設備資金に含む場合があります。
運転資金は事業を行っていく上ので運営費です。
例えば・・・
- 人件費
- 家賃
- 材料仕入
などがあります。
設備資金を計算するときは見積書やチラシなどを参考にできますが
運転資金の算出にはちょっと考えなければならない金額になります。
例えば・・・・
極論でいうと
人件費を10万円/人とした場合
20日営業して8時間労働とした場合
20日×8時間×時給=人件費ですよね?
もうお分かりかと思いますが
時給625円です、、、、
最低賃金を下回る違法先には融資できません。
最低時給が1000円とした場合で
20日×8時間×1000円=160,000円を人件費の最低金額としなければなりません。
それを加味したうえでひと月の売上計画を作成しなければなりませんので
運転資金の算出は事業計画を作成するうえで非常に重要なものになります。
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